意思決定に活かすビジネス会計 - ②キャッシュフローをマスターする
損益計算書(P/L)だけで、
プロジェクトの投資判断をすると危険です!
投資計画の検討や、複数のプロジェクトを評価するために大切なこと。
それは、売上や利益の数字に惑わされない!ということです。
普段の実務では、売上や費用、利益で意思決定を行なっていることでしょう。確かに、短期的な意思決定ではこの方式が簡単ですし、わかりやすいです。
でも、長期的な設備投資やプロジェクトの意思決定では、間違うリスクがあります。
ビジネスとは、最終的にはどれだけ会社にお金が残ったかが大事なのです。
従って、売上や利益だけでなく、投資金額と回収期間、金利などを考慮してキャッシュフローを元にしないと、本当の意味での意思決定はできないのです。
本講座では、専門用語をできるだけ少なくした、わかりやすい説明を心がけました。
このコースで学べること
- キャッシュフローを元に意思決定する意義がわかります
- お金はいつも同じ価値ではないことに気づきます
- キャッシュフローでプロジェクトを判断するための基礎がわかります
- どういう意思決定をすべきか、チェックポイントがわかります
- 実務を元に、より広く深く考えることができるようになります
こんな方にオススメ
- 経営者
- 管理職
- プロジェクトマネジャー
- 仕事を効果的に進めたい人
- ビジネス会計本を読もうとして、挫折したことがある人
こちらで基礎を学んでから、会計の専門書を読んでください。 普段の仕事で意識しないことは、わかりやすい入門講座から始めるのが無難です。
About the Instructor
1963年生まれ。香川県出身。神戸大学経済学部卒業。
1986年 松下電器産業(現パナソニック)入社。
松下幸之助の直轄部隊である経理社員として、事業計画策定、月次決算、経営課題検討を通じて事業部長の経営上の決断をプロデュースすることで、経営視点での「決断力」と経営者の動かし方を体得。
その後、経理責任者としてエアコン事業、半導体事業、本社部門で勤務。
1990年 1回目のお見合いで結婚を決断。
2013年 50歳の誕生日に起業を決断。
2014年 株式会社決断力を設立。
28年間で85個のプロジェクトに取り組み、現場での問題解決を主体的に行い、ビジネス現場で使える「決断力」(多様な人々を動かすスキル)。現場で「やりきる」コンサルタントとして、関係部門からの信望も厚い。
好きな幸之助の言葉は、「素直」「社員稼業」「雨が降ったら傘をさす」。
愛読書は、「ローマ人の物語」「蒼天航路(三国志)」「へうげもの(古田織部)」。
座右の銘は、「人生は後半戦が面白い!」。
Course content
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