アジャイル開発 成功させるための秘訣
受託開発の現場において
アジャイルに顧客の要望を満たすためのノウハウ
最近流行の「アジャイル開発」。新しい手法で取り組めば、様々な問題が解決できると思われがちです。
実は、顧客側にアジャイル開発成功の秘訣をきちんと伝えておかないと、プロジェクトが遅れる、赤字になるといった不都合が生じます。そのための対応方法をお伝えします。
実は、顧客側にアジャイル開発成功の秘訣をきちんと伝えておかないと、プロジェクトが遅れる、赤字になるといった不都合が生じ、結果として骨折り損になってしまうことがよくあります。
私はシステム開発を依頼する側として、20件以上のITシステムプロジェクトに携わってきました。顧客がIT企業に丸投げしたのでは決してうまくいかないことを、身を持って体験してきました。決断できない人物がプロジェクトマネジャーにならないように、受託時に警鐘を鳴らすとともに、受託側も顧客と一緒になって顧客のビジネスの成功要件を考え抜いていただきたいと思います。
本来ならば、受注時に「決断できない人をプロジェクトリーダーに任命しないでくださいね」とお客様に念を押しておくことが望ましいのですが。現実にはプロジェクトが動き始めてから、「あぁ、この人は決断できない人なんだな」と気づくことがあります。そんなときの好ましい接し方と避けるべき態度をお伝えします。
このコースで得られるもの
- アジャイル開発の概要と主な手法がわかります。
- アジャイル開発における「本当に大切なこと」が再発見できます。
- 発注側の、「成功するプロジェクトリーダー」の要件がわかります。
- お客様にきちんと是々非々で対応することの大切さが理解できます。
- 決断できないプロジェクトリーダーへの、好ましい接し方がわかります。
こんな方にオススメ
- ITプロジェクトにたずさわっている方
- エンジニア、SEの方
- プロジェクト運営を効果的に進めたいと考えている方
- プロジェクト活動に携わる方、その予定がありそうな方
- 効果的な仕事の進め方を学びたい方
お客様視点でアジャイル開発を掘り下げた解説は、ほかにありません。ぜひ本コースで学んでください。
About the Instructor
1963年生まれ。香川県出身。神戸大学経済学部卒業。
1986年 松下電器産業(現パナソニック)入社。
松下幸之助の直轄部隊である経理社員として、事業計画策定、月次決算、経営課題検討を通じて事業部長の経営上の決断をプロデュースすることで、経営視点での「決断力」と経営者の動かし方を体得。
その後、経理責任者としてエアコン事業、半導体事業、本社部門で勤務。
1990年 1回目のお見合いで結婚を決断。
2013年 50歳の誕生日に起業を決断。
2014年 株式会社決断力を設立。
28年間で85個のプロジェクトに取り組み、現場での問題解決を主体的に行い、ビジネス現場で使える「決断力」(多様な人々を動かすスキル)。現場で「やりきる」コンサルタントとして、関係部門からの信望も厚い。
好きな幸之助の言葉は、「素直」「社員稼業」「雨が降ったら傘をさす」。
愛読書は、「ローマ人の物語」「蒼天航路(三国志)」「へうげもの(古田織部)」。
座右の銘は、「人生は後半戦が面白い!」。
Course content
Loading |